公益事業報告 浅犀みくまりの道 登山道整備  平成30年6月23日(土)  
   
日時 平成30年6月23日(土曜) 曇り、ところにより一時雨
参加者 中川、岡本、樽矢、西嶋、池本、町口 6名
石川支部の単独公益事業の一つである、浅犀みくまりの道整備を実施した
ちょーど一年前の6月の整備以来の草刈り整備である。
朝7時前には参加者が集合し、本日の作業打合せなど行いながら、各自装備の
確認及び点検をする、残念ながらチェーンソーが不調で、要修理確認と言うことで
置いていく。最終的にはチェーンソーは担ぎ上げても使用する箇所は無かったので、結果は良。
動力草刈機4台 A班とB班に分かれ、各班3名 動力草刈機各2台とした
A班(中川・池本・樽矢)は高尾山登山口より奥高尾まで機材を担ぎ上げ、それより西谷山までの予定。
B班(町口、岡本、西嶋)は順尾山登山口まで入り、順尾山より心野谷山付近までの予定。
なお作業は14時を定時として撤収する事とし両班は登山口へ向かう。

A班は鉄塔下登山口発07:15 天候が曇りで、暑くなく順調に奥高尾山09:45 暫し休憩しこれより作業を開始する。
池本氏は前日に草刈機を奥高尾山まで担ぎ上げし、デポしていたので、先に進んで西谷山鞍部より
西谷山に向かって刈り上げていくこととした。
とにかく無心で中川さんが草刈機を振るいながら進んでいく。後の樽矢は熊手で登山道を
掃くように片づけていく、笹の繁茂が激しく、想定より時間がかかりそう。
先行池本氏の方が日当たりの良い箇所の笹が、竹のようになっていてまるでジャングル。
昼食をとるのも忘れて、とにかく進むが14時前にぽつぽつと雨が落ちてきた。
ちょうど奥高尾山から、柏の道分岐を過ぎ、犀奥の山々が見渡せる展望台まで来たので
本日の作業はこれまでとし、先行に声を掛け合流とした。
天気予報の「曇り、ところにより一時雨」と言う此処がところによる場所かと納得しながら
遅い昼食をとる。雨がだんだん本降りの様相になって来たので、早々に撤収した。
登山口に着くころには雨もあがり、やり残した箇所もあるが充実した一日であった。

この登山道は前高尾山、奥高尾山からは金沢市街や日本海が一望でき、犀奥展望台からは
大門山、高三郎山、奈良岳などが一望できる。さらに奥高尾山から少し西谷山方面に行き
視界の広がった箇所からは、北アルプス剱岳、立山、薬師岳などのパノラマも楽しめる。
但しこの地域は熊の奥座敷のような所なので、早朝夕刻は特に遭遇回避対策などの注意が必要である。

下山途中、道を曲がった目前に黒い影「ぶぅおっ」と一声たまげたが、イノシシが茂みの中へ。後から
ウリボウが二頭母親の後を追っていった。やれやれ、熊じゃなくて良かった。(中川談)

 展望台14:30 奥高尾山15:00 登山口16:30 
なおB班の詳細報告については、下記ブログにあります、参考まで。
http://blog.livedoor.jp/hakusankamikake/archives/9141875.html

                                      写真・文:樽矢導章
        
     奥高尾山より金沢市街・日本海               犀奥展望台より
 


作業前



刈り込み後
   
   
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