石川支部創立70周年記念式典 平成30年2月3日 | ||
平成30年2月3日 午後5時より記念式典 午後6時より祝賀会 石川支部創立70周年記念式典報告 |
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2月3日にホテル金沢、風の間にて行われました 会員会友総勢41名の参加にて、午後4時半より受付開始予定でしたが 集合が早く午後3時ごろから三々五々集まり、ロビーでお待ちいただく 午後5時には全員着席にて八十嶋会員の司会により開会となる まずは岡本会員による創立50周年以降の物故者に黙とうを捧げる のち、式典開会となる |
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【記念式典会場】 【感謝状・記念品】 |
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【中川支部長挨拶】 【司会:八十嶋会員】 |
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中川支部長より開会の挨拶 「本日は日本山岳会石川支部の創立七〇周年記念祝賀会にご出席いただきまして、誠にありがとうございます。 1947年、昭和二十二年の創立から七十年の年月が流れましたが、 これまで大きな事故もなく今日を迎えることが出来ましたことを、まずは、皆さまと共に喜びたいと思います。 創立50周年の節目には記念誌発刊や記念講演を開催、 60周年にはインドヒマラヤへ遠征隊を派遣し6342m峰に初登頂して、マーン峰と名付けました。 10年の歳月は、全て懐かしい思い出になります。 おひとりおひとりにとって、石川支部との係りは心の宝になっているものと思います。 70周年を迎えるに当たっては、今一度足元を確かめて、更なる歩みを進めるための機会にしたいと思い、 今日の祝賀会のコンセプトを「感謝と前進」としました。と申しましても改まったことは特にないわけでありますが、 支部創立以来在籍された旧会員や、石川支部に係ってくださった、所在の解る限りの方に、案内状を発送し、 本日参加して頂いた皆様や、参加できない方からも激励や御芳志を頂きました。厚く御礼を申し上げます。 皆様のお手元にある小冊子は50周年記念誌発刊以後の支部の年譜を樽矢さんが作成してくれました。 記念品のワッペンは村上さんの手によるものです。有難うございました。 今日は、遠方から3名のご参加も頂きまして、会員の中には初めてお会いする方もおられるので、ご紹介します。 まず東京から参加して下さったのは佐藤守様です。 北海道からお仕事の転勤で石川に来られ、支部会友として在籍して下さり、東京に戻られた後もお付き合いを頂いており、 昨年まで本部執行部の常務理事をされておられました。支部長会議で上京した折も、その穏やかな人柄でアドバイスを頂きました。 思えば、白山瀬名の旧簡保の宿での山祭りのときには、大きな二艘の船盛料理を差入れして下さり、未だ何のお礼もしておりません。 申し訳ありません。 もう御一方は、谷内剛様です。年次晩餐会の折、石川支部のテーブルに座って下さいまして、石川県出身の方だと知り、 その場で支部会友に加入して下さり、今年7月に石川支部が主管して開催される、全国自然保護委員会の理事をされています。 石川県出身の山仲間です。 谷内さんの為にひと肌脱いで、会員の皆さんにはその節ご協力頂きます様、どうか宜しく御願い致します。 名古屋からは皆様おなじみの沖先生(允人)様です。創立60周年のインドパンゴン山脈遠征以来親しく支部と交流して頂き、 深田久弥さんとの縁も深く、加賀市の深田久弥山の文化館にもお力を貸してくださいました。 沖先生、奥様と共に冬の大日山の山頂で頂いたあの赤ワインの味は、今も忘れられません。 それから嬉しいことに石川の旧会員が参加してくれました。岡本さんの隣におられる川江徳治先輩です。 私達が石川支部に入会した頃の怖くて優しい先輩です。高体連の山岳部から私達の面倒を見て下さり、 澤村会員、廣瀬会員と共に、私達を剱岳へいざなってくれた恩人です。 このような方々に山を教えられ、励まされ、又、全ての会員に支えられて70周年を迎えられたことに感謝し、 皆様にも今日の縁(えにし)を大切にして頂きたいと思いご紹介しました。 石川支部は少しずつ若返りを図り、先輩と仲間がこれからも愉快に、一層人の輪を広げて頂きたいと、切に願っております。 日本山岳会は、平成24年より公益社団法人となり、全国各支部はより一層、本部との連携運営が求められることとなりました。 ふるさとの登山道整備や、定着してきた親子登山等の公益事業にも力を注いできました。 自分達の登山も探究しながら公益事業にも頑張るのは、エネルギーのいることです。 しかし、見方を少し変えて、仲間の皆で楽しもう・・と思えば志を同じくする仲間の輪は広がると私は信じております。 今、支部には新たに正会員に入会のお話も数人来ております。 その中には高校一年生と中学生の兄弟も入会するかもしれません。又、支部会員から本部会員に入会する方もおられます。 会員が増えて、朝日が東の空から登るがごとく、石川支部が更に前進する礎(いしずえ)となるように、 力を合わす山仲間であり続けたいと思います。 皆様の更なるお力添えをお願いしまして、本日のご挨拶とさせていただきます。 有難うございました。」 |
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支部長挨拶ののち、感謝状贈呈式が執り行われ、6名の会員へ感謝状が贈呈されました 感謝状は馬場勝嘉永年会員、津田文夫顧問、澤村眞治永年会員、太田義一会員、多野正一会員、廣瀬幸寛会員、の各位。 (馬場会員はご高齢の為、式典にはご欠席) 支部長より皆さんの盛大な拍手の中、各人に感謝状と記念品をお渡しする。 また贈呈された方より一言づつお言葉を頂きました。ありがとうございました。 以上にて記念式典は終了とし、祝賀懇親会準備の為一端みなさん退席とし、祝賀会後半は懇親会となる。 大庭副支部長の開宴の挨拶、続いて高田会員に乾杯の音頭をいただき懇親会の始まりとなった 旧会員も参加し、大いに盛り上がる懇親会となりました。 |
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開宴挨拶 「日本山岳会石川支部創立70周年を皆様とともにお祝いできますことを大変うれしく存じます。 平成9年に50周年記念式典がありました。月日の経つのは早いもので、さらに20年を積み重ね70年となりました。 その20年を少し振り返りましと、平成18年「JAC創立100周年記念/日本列島中央分水嶺踏査」、 平成19年「支部60周年記念/インドヒマラヤ遠征」、そして平成22年から今日まで続いている「ふるさと登山道整備事業」、 その他多くのことが想い浮かびます。 今宵は、こうした70年の歩みを語り合うなど一層の懇親を深め、楽しいひと時をお過ごしいただき、 支部のさらなる発展へと繋げて頂きますよう念願し、開宴のご挨拶といたします。」 |
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最後に今回の記念式典実行委員長 樽矢会員より閉会の挨拶、参加者全員で記念写真を撮りお開きとした。 帰り際に某会員から、やはり石川支部は紳士の集まりですね、参加して良かったですと声をかけて頂きました。 第2代支部長池田知幸先輩の「山岳会は何事にも品格を持って紳士であれ」のお言葉を思い出されました。 |
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【津田文夫会員】 【太田義一会員】 【廣瀬幸寛会員】 【多野正一会員】 【澤村眞治永年会員 】 |
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【大庭保夫副支部長挨拶】 【乾杯:高田和彦会員】 【樽矢導章記念式典実行委員長閉会挨拶】 |
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樽矢実行委員長の閉会挨拶 「事務局の樽矢です、閉会の挨拶と言うことですが、その前に少々お時間を頂き, 日本山岳会ならびに石川支部の現状をお話致します 日本山岳会は平成24年に公益社団法人になりました、その経緯につきましては 省略いたしますが、公益事業を広く進め、また準会員制度やユースクラブなど周辺裾野の拡大も 進めております、しかしながら現在会員数5000名前後となっており、平均年齢は69歳となります 今後の会の運営や存続に大変な危機感がございます また石川支部も同じです、現在会員数46名会友10名 会友を除いた平均年齢は70歳となります いずれにしても会存続は構成する会員がいてこそ成り立ちます 従いまして会員のご紹介をあらためて皆様のお力をお借りしたい所存でございます 石川支部は公益事業として登山道整備並びに親子登山教室を進めております 特に親子登山教室は単に山に連れていくと言う形態ではなく、座学、事前フィールド教室を通じて、 親御さんと子供たちに山登りの楽しさ、またいろいろなリスクへの対応など体験してもらい 子供たちが次世代の登山者になることになればと思い、ボランティア参加会員には負担を かけておりますが、今後も実施していきたいと思っております。 構成顔ぶれが変わり、登山形態も変わっていきますが、日本山岳会石川支部のありかたを今一度皆さんと考え、 改革するべきところは改革し、しかしながら、のちに先輩から「伝統を守る努力をしたのか」との 叱責を頂かないようしたいと思います。 本年は7月に自然保護全国大会を石川支部主管で開催することになっております 現在は準備段階ですが、是非とも皆さんのお力添えを賜り合いと思います 最後になりましたが、本日は70周年記念式典にご参加、大変ありがとうございました 準備を進めてきました実行委員会一同に代わりまして感謝申し上げます 中締めと言うことで、これからの石川支部の活性化と皆様の安全登山とご健勝を祈念しまして 一本締めをさせて頂きたく、ご一同ご唱和願います 本日はありがとうございました」 (文 樽矢 写真 堀) |
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【参加者記念写真】 【創立70周年記念誌・記念ワッペン】 |
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