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平成28年度上高地山研集会 報告 H28_07_23/24 |
山研集会と焼岳登山
平成28年7月23日(土)24日(日)
おかげ様で私は今回3年連続の参加です。
早朝わくわくする気持ちで金沢出発、山研8時半着、村上さん、澤村さん、寺田さんの四人組で岳沢へ向かう。
8番胸突き八丁まで来ると足に痛みが走りましたが、小屋の生ビールを楽しみにひと踏ん張り!。
12時過ぎに到着、四人での乾杯は至福のひと時でした。
その後はゆっくり下山。
山研では、順平総料理長を中心にお手伝いしている皆さんの顔がいきいきして楽しさが溢れていました。
いよいよ6時から宴会です。支部長挨拶、乾杯、大庭さんの話、西嶋さんの話、池本さんの話、
皆さんの話に感動し聞き入ってしまいあっと言う間に過ぎてしまいました。
素晴らしい方々との出逢いに改めて感謝です。
翌日は午前4時半に起床、寺田さんと岳沢登山口~ビジターセンター散歩。
午前6時半、朝食を皆さん美味しそうにに食べていました。(織田さんからワンポイント塩・味噌を取る!)
我々四人組は朝食後8時に出発、明神橋~田代橋手ぶらで上高地を満喫しました。
なお、一日目20,653歩、二日目24,000歩。
これで今年の夏は乗り切れそうです、来年は体を整えて登山にも参加するぞ!!
皆様、楽しい時間を有難うございました。
平成28年7月26日 文 町口 純司
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焼岳(新中ノ湯ルート)報告 平成28年度上高地山研集会参加記念山行 |
日時 2016年7月24日
メンバー 池本P:池本、藤江、尾山 織田P:織田、山下、村松
行程記録 山研S7:20-新中ノ湯登山口S8:30-下堀沢出合分岐9:30-
下堀沢9:43-標高2300ⅿ岩⒑:28-南峰北峰分岐コル⒑:45
焼岳北峰頂上A10:57-下山S11:38-新中ノ湯登山口A13:26
早朝は岳沢の上方穂高稜線にガスが掛かっていたが、
山研を出たころは晴れ上がり青空も出て最高の天気で綺麗な穂高稜線を望む登山日和になった。
上高地からバス待ちが30分あり沢渡第2Pまでタクシーで移動する(バス代1250・タクシー代1400)。
国道158号線を北上し、山吹隧道、清水隧道など幾つかのトンネルを抜け坂巻温泉を過ぎ
新釜トンネル入り口の中の湯バス停を左折して中ノ湯温泉に向かい、
十を超えるヘアピンカーブを上り詰め登山口駐車場に着く。
夏休みに入り最初の日曜日で登山客の車で満杯であった。
車道の左、西側斜面に入ると直ぐに新中ノ湯登山口の表示板2枚がある。
英語とハングル語解説の国際的な表示で時代の変化が感じられた。
標高1500ⅿ程度から登山開始で頂上2444ⅿ、標高差約1000ⅿ約3時間の行程である。
昨晩山研集会で池本料理長の豪華料理と織田釣り師の大きな九頭竜川鮎や串焼きでの飲み会、
今朝もボリュームたっぷりの朝食で、飲み過ぎ食べ過ぎで体も重く、少しゆっくりと歩き始める。
小さな沢筋の湿地帯は大木を渡した木道や階段が整備され歩き易い。
登り始めてすぐにブナ林の樹林帯に入り、周りには大きな岩が目立ち始める。
2ピッチ程度40分足らずで織田Pと合流するも、小学校2年生の遼成くんがトップ、元気で足が速く追い越して行く。
約1時間で樹林帯を抜け草原の広がるベンチのある平たん部に出る。
かなりの人達が一服しているのでそのまま下堀沢出合分岐(中の湯分岐)を通過する。
稜線を登り詰め暫くすると森林限界を過ぎ目の前に焼岳稜線が見えはじめる(標高2037ⅿ付近)。
右側に下堀沢の崖斜面が現われ、笹薮とナナカマドや大きな岩も目立ちはじめ、
焼岳山頂の肩稜線に上がる白い噴煙も段々と近づいてきた。
今年は雪解けも早いためか高山植物は余りに目につくことも無く、ナナカマドも少し赤くなっていてビックリです。
左に南峰、右に北峰を仰ぎ溶岩塊に画かれたペンキ○印に沿いながら登り詰める。
ガスが掛かった時は注意が必要と思われる。大きな岩(2300ⅿ表示)を通過し、
進むとガレキ状の荒れた山肌に変わり稜線コルにでた。南峰は入山禁止か。
右の北峰の手前に黄色い噴煙を上げる火口、飛騨側に正賀池と深く切れ落ちた火口を望む。
休みを入れず溶岩ドームの下をトラバースして北峰コル(展望台、焼岳小屋、新中尾峠下山口分岐)を経て
更に溶岩ドームを左に見て岩場を直登し約10分で北峰頂上に立つ。
なだらかな頂上は凄い人々で一杯、私達も池本料理長達の作ったパンオードブルで昼飯にする。
6人みんな揃って頂上標識前で記念撮影し下山に入る。
遼成くんをトップに頂上直下の岩場を、噴煙ドームを右に見ながら慎重に降る。
正賀池へも下ったようなルートがみて取れたが南峰とともに入山禁止区域であり、
止まらず稜線を離れ左のガレキ帯の下堀沢に入る。
ガレキ状の道は小石の上に足を載せると滑りやすく慎重にバランスを取りながら降る。
1ピッチで岩場に入り、中の湯分岐から樹林帯に入る。
道は狭く下山する団体パーティも多く渋滞状況でなかなか道を開けてもらえず、
ゆっくりのペースとなるも新中の湯登山口に2時間足らずで下山できた。
そこからは2隊(2車)で相談して中の湯温泉に戻らず安房峠越えを選び平湯温泉を目指す。
安房峠越えは数十年ぶりであった。
安房トンネルが開通される前の若い時代に私もマイクロバスを運転して
大型観光バスや乗用車とすれ違い苦労して上高地入りしたことが思い出されました。
平湯温泉「ひらゆの森」温泉にゆったりと浸かり、身体と心を癒し、
楽しい山研集会と焼岳登山を思い出しながら金沢へと岐路に就きました。
(文責:15191尾山敏和) |
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